ガソリンスタンドを調査「価格表示」は約4割に 「今後表示する意向がある」はわずか9% 大分

2025年07月11日 18:40更新

ガソリン価格の表示についてのニュースです。

 

 

大分県内のガソリンスタンドを対象に県が行った新たな調査で、店頭で価格を表示している店はおよそ4割だったことが分かりました。

 

 

 

県は県内のガソリンスタンド372店舗を対象に2025年5月から6月にかけてアンケートを行いました。回答率は44%でした。

 

 

その結果、ガソリン価格を店頭で表示している店は37%で県が目標に掲げる65%には届いていませんでした。

 

 

県が2024年12月に行った別の調査でも表示している店は今回の調査と同じ37%でした。

 

 

表示を行っていない理由として最も多かったのが「表示をする設備がない」と「掛売が多く必要ない」でそれぞれおよそ25%、次いで「価格帯が複数で困難」がおよそ20%でした。

 

 

 

 

 

今後について「表示する意向がある」と答えた事業者はわずか9%でした。一方、「表示する意向がない」「状況による」「分からない」などと答えた事業者はあわせて91%となりました。

 

 

消費者の要望が多ければ店頭で価格を表示したいと回答した事業者もいたことから県は「価格表示は県民の判断材料になるため改めて事業者に要望していきたい」としています。

 

 

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